健康な組織に配慮して、患部にのみ効率よく照射を行う。これまで難しいとされていた、呼吸等で動きを伴う臓器にある腫瘍に対し、ピンポイントでの放射線治療を支援する動体追跡システムです。
近赤外光イメージング装置は、近赤外分光法(NIRS: near-infrared spectroscopy)を用いて脳表面の酸素状態を捉えることで、脳の活動状態をリアルタイムにカラーマッピング表示する装置です。
人間は、視覚、聴覚、触覚、嗅覚、味覚などの情報を目、耳などの感覚器から取り込み、脳に伝達します。そして脳内に約1000億個存在するニューロンがシナプスを介して相互にそれらの情報を伝達・処理することによって、次の行動を決定します。その時に酸素化ヘモグロビン(oxyHb)は毛細血管を経由して酸素供給を行います。 近赤外光イメージング装置*1 は、近赤外分光法(NIRS: near-infrared spectroscopy)を用いてその反応(脳表面の酸素状態)を捉えることで、脳の活動状態を リアルタイムにカラーマッピング表示する装置です。
コントラスト調整や距離計測などの機能を備えた医用画像表示ソフトウェアを搭載しており、省スペースで効率的な運用が可能です。また、簡易ビューアソフト付きDICOM画像CD作成機能も装備しています。